結局パチ屋の屋根付きの駐車場で仮眠をとってからスタジオへ。

スタジオはリリーギャングのかっちゃんから教わった地元のバンドも使ってる”ツインスターズ”ってところに入ったんだけど、まさかの同じタイミングで隣の部屋にリリーギャングも入っててウケたw

しかし地方のスタジオってたまに機材や設備が素晴らしいところがある。

今回入ったスタジオもギターアンプの状態が半端なく良くて、ORANGEのCR120ってアンプを使わせてもらったんだけど久々物欲が沸いた。

誰か譲ってくれないかなー…。

スタジオ後は入り時間まで少しあったので、宿へチェックインしに行く。

地図見て予約したはずだったんだけど、俺がチョイスした宿は「JR和歌山駅」の方で、ライブハウスはどちらかというと南海の「和歌山市駅」って方に近かったみたいで歩くのは結構しんどいくらいの距離だった…TT

ちょうどいいくらいの時間に合わせてライブハウス入り。

MOMENTSはアーケード商店街の中に入口があるので、車を手前まで乗り付けることができず、やや遠めの場所から手運び。今回はスタッフにヒカルが一緒に来てくれたのでたすかったけど台車を持って行けば良かった。

初めてのMOMENTSの外音はちょっとまとまり難いかな?なんて思ったけど、実際に音を出してみたらスッと決まった感じがした。

ステージも高いし音の反響とかも悪くない感じはしてスムーズにリハを終える。

本番まで少し時間があったのでライブハウスの周りをウロウロしてみると市堀川っていう道頓堀みたいな川から見えた夕日が美しかった。和歌山市の中心の道は大阪みたいにきれいな条の目になっていてなんとなく景色が大阪っぽくも感じた。

箱に戻って間もなくして開場。

トップは地元のsayonara17というバンドで、めっちゃ人気もあって最初から結構なお客さんが入っていた。

そしてenvoy from the silenceは恭梓朗じゃなくなってから初めて見たんだけど、面影を残したまま更に進化してて不思議な気持ちになった。ベースのあつこもたくましくなってて想像を越えて良かった。恭梓朗が上からニヤニヤしながら見てそうな気もした。

KDこと小林大輔バンドも久しぶりに観たけど良かったなー。個人的にはアコースティックよりバンドやってる大輔のほうが好きだけど、自由に動き回れるアコギでいろんなところ行ってるスタンスは俺も一緒かもしれない。

 

そして20年ぶりの和歌山でのSHACHI。

こんなに長いこと行けてなかったけど、待っててくれた人もいてほんと嬉しかった。こういう日をきっかけにまた少しずつでも和歌山へ行けたら良いな。わざわざ駆けつけてくれたジュリアにも感謝。

最後は地元リリーギャング。

今年で15周年だからちょうどSHACHIが一回目の解散した後くらいから動き出したバンドなわけで、実際SHACHIで絡んだのは初なんよね。

俺もヒデタもそれぞれの活動で知り合った珍しい繋がりのバンドなんだけど、ギターヴォーカルのかっちゃんの人懐っこさが一気に距離を縮めるんだろうな。

そして初絡みでこんな素晴らしい日に呼んでくれたリリーギャングにマジ感謝だ。

終演後は箱でそのまま打ち上げで乾杯。

なんやかんや年齢層高めな出演者たちだったので居心地は良かった。

グルーヴ高めの打ち上げは、ほぼ全員で二軒目の和歌山ラーメン”味丸”へ。多分ちゃんとお店で和歌山ラーメンというジャンルのラーメンを食べるのは初めてだった。

そして気になる「早寿司」という和歌山ラーメンには当たり前?のちょうどいいサイズのお寿司も初体験!ラーメン待ってる間にちょうどいいおつまみ的なお寿司はトラップだわ。笑

気づけば3時前くらいまでワイワイやってたけど、流石に翌日広島に影響が出るのがこわかったのでみんなよりは先に切り上げる。俺だけホテルも遠かったし。

リリーギャングはまた近いタイミングで一緒にライブしたいな。ってか昨日のメンツみんなとまた近々一緒にやれたらいいな。

真夜中の和歌山の街は暗かったけど、お腹も心も満たされた夜にゴキゲンだった。

 

(累積生涯走行距離:163,783.7 + 23 = 163,806.7km)