富山初のロックフェス「ONE FES 2019」という夢の実現
2019年5月13日
朝は6時半起きで宿の朝食を軽くだけつまむ。多分バックヤードでお腹は満たせれると期待。
会場までの距離的な最短ルートは、宿泊していた富山から電車で小杉という駅を目指し、そこからバスで向かうパターン。
が、まさかのバスの本数問題で会場のきっときと市場に行けないと駅に降りて知らされる。と言う事でしょうがなくタクシーだったがまさかの15分くらいの距離で4,000円弱の高額タクシー。素直に電車だけで行くべきだったか…
会場に着くと10時からスタートのチェリコが念入りにリハをやってた。その裏のバックヤードも着々と食材が運び込まれすでにお祭り状態w
9時という早い時間から開演し、オンタイムの10時に記念すべき第一回目のトップバッターのチェリコが幕を開ける。門出にふさわしいバンドチョイスはさすがだわ。
THE NO EARは久々の対バンだったけど朝っぱらからバッチバチのハードコアは目が覚める。これもNOBから始まった加治兄弟のリンク。
BACK LIFTはやっとちゃんと一緒にやれたけど、メチャ良かった。エネルギッシュで抜ける声とか晴れたフェスに映えた。ここもPAN繋がりらしい。
そしてhidavicious。と言うなのオールスター的な感じだな。ドラムはまさかのSUBEちゃんだったし、ギターにはundoのボスの安藤さんまでwヒダは前身のバンドのOVER ALL時代にSHACHIと一緒に初めての富山に行った時に加治兄に世話になった同志。だからうちらと同じくらいの歴が富山にはある。そんなヒダのバンドがこうやって一緒にフェスに立ってくれたのは嬉しかった。
PANはかわさんに富山の血が流れてるって事で今回唯一の富山アーティストな感じがあった。そう言えばメンバーが変わって初めて見たけど、良いドラムだったなー。めっちゃ人懐っこいし全然違和感が無い。みんな流石だし熱いメッセージがこもりすぎ。
そしてここで自分らの出番。15時とか一番最高の時間帯をくれたヒロカズにも感謝。年間日照時間も短いはずの富山で晴れを引き、海の風にあたりながらアンドリューの爆音とかマジやってるこっちが一番気持ちいいわけだ。
SHACHIのドライバーとかをちょっと手伝ってくれたり、何だかんだ近くにいてくれた時代があったヒロカズはまだその頃は頼りなかったけど、こうやって一人前のイベントを組めるまで成長してたなーって親心っぽい感動もあった。そして、この一回だけじゃなくて富山のロックシーンを引っ張ってずっと続いていくようなイベントになるべきだと思うのでできる限り応援したい。
そんな想いが結構あったセトリになったんじゃないだろうか。久しぶりだったけどsecretとかリクエストがあった曲も大体やれた気もするし。
うちらの次がRhythmic Toy World。初めてちゃんと見たけどさすがのステージ。こんなバンドをショータがマネージメントしてるんだから面白いに決まってる。フェスにも慣れてる感じで盛り上げ方も頭ひとつ出てたなー。また機会があれば観たいバンドだった。
そしてGOOD4NOTHING。タニーが抜けてからスリーピースを初めて見たんだけど、これはこれで成立してたし、音の物足りなさなんかも全然感じなかったのは3人の努力の結果だと思う。ゆーたんも弾くとこめっちゃ増えただろうし、マッキンも歌うところ増えただろうし俺からすれば「スリーピースって大変でしょw」って感じだけど、それをきっちり超えて来てるのがすごかった。そりゃオーディエンス側も盛り上がるわ。
で、まさかのG4N終わりのタイミングでタニー登場w本人曰く脱退後のG4Nを初めて見るタイミングだったらしく悔しがってたけど、久しぶりに会えて俺は嬉しかったよ。
おおとりはDizzySunfist。ここもGOOD4NOTHINGからのヒロカズがつながってオファーにつながったみたい。こうやってたくさんのバンドがヒロカズにありがとうを言ってるのを見るとなんか嬉しい恥ずかしい気持ちになるのは多分SHACHIだけだろうなw
それにしても久々に見たディジーがすげー良かった。たくさんの人に支持されている理由がわかるあの説得力とオリジナリティなんだろうなー。初めて見たときなんかとは比べ物にならないくらいモンスターになってた。
しまったのかどうかは別としてラストはパークマンサーとかって言ううちらの世代の人間は誰も知らなかったけど、30代はみんな知ってた富山出身の芸能人?の人が〆て終了。
ふたを開けたら結構ちゃんとしたフェスになってたと思うし、第一回目にしてはいい感じの結果を残せたんじゃないだろうか。少なくともアーティストはみんな楽しんでたし、お客さんも思ってたより全然入ってた。
打ち上げもアーティスト側が引いちゃうくらいの半端じゃない規模の振る舞いでとにかくバブリーだったので次回はもうちょっと節約しながらやろうぜってヒロカズには伝えておいた。長く続けるにはそういったアイデアも必要だと思うので。
あとTHE NO EARのテツヤは色んな意味で感極まったのか面倒くさい酔っぱらいモードで俺が介抱役。まぁ自分らも山梨でフェスやってたりとかぶるシチュエーションが多かったのかな。そのおかげでもうちょっとディジーとかBACK LIFT、Rhythmic Toy Worldのメンバーと交流持ちたかったのを全部持ってかれたわー。まぁ昔の仲間は大事だから仕方ないけど。また次の機会に!
帰りは富山まで戻らなきゃだったんだけど、自分とタニーは交通手段がふわっとしてたところをヒダビシャスが代行で一緒に乗せてくれるという神様に!マジ助かった!タニーの今後の話とかも色々聞けて良かった。
何だかんだめっちゃ長い一日だったし終始お腹に何かを入れてた気がするけど、満足度は半端ない。ディジーのあやぺたがMCで言ってたけど、富山にソウルパワー、アンダーザステージに仲間入りの「ONE FES」になるんじゃないかな。それくらい周囲に与えた印象が強いイベントだったと思う。
また来年も行きたいし、これからずっと見守ってたいと心から思う。
まずは加治兄弟ホントおつかれでした!後片付けを全然やらずに帰ってきてしまったのが心残りだけど、また富山に行きたいなーって気持ちが増した一日。
改めてゆっくり呑めたら呑みたいなー。
おつかれさんでしたー!