Goofy's HolidayのツアーでSHACHI3度目、YUKIDOKE TOUR前哨戦のいわきSONIC
朝は目覚ましなしでチェックアウト1時間前に起きれた奇跡。二度寝は怖かったのでそのまま身支度をして出発。
宮古からいわきまではまず三陸道で仙台まで抜ける。この区間がまさかの無料という超サービス道路はツアーバンドに優しい。
仙台からは常磐道を走っていわきまで向かう。途中に放射線の線量がデジタルで表示されている看板や帰宅困難地域と書かれた看板の先には実際に屋根が朽ちた家屋なんかも見えて震災の傷跡が未だに残っている事を知る。
先日の地震の影響か道路もまだボコボコのままで50km規制が敷かれていた。もちろんそんなところを100kmも出して走ったら車が吹っ飛んでしまうけど。
いわきは3度目だけど先の2回は茨城の方から上っていったので震災の跡地を通過したのは実は初めてだった。
いわきまでも予定通りの移動で無事に走破。
サッと搬入してリハ。PAの新妻くんはうちらと歳も近いしACBで働いてた経験もあってツーカーなのがメッチャ良い。ココ最近で一番やりやすかったんじゃないか?ってくらいのモニターは最高だった。
この2日間はスタジオにも入れてないので念入りに曲のチェックをした。
そういえば前日の宮古でSEのCDが割れちゃって音飛び終了だったのをサッと作り直してくれたSONICの皆さんにマジ感謝!!ツアー中って普段なら家でできる作業ができなかったりする事が多いのでこういう優しさがマジで染みる。
昨日の地元バンドは2バンド。一番手のキリンリーハイって地元の子らは遠藤さんが弾きたがり?で行った際に見つけた若い子ららしいんだけど、まさかのヒューマンビートボックスでメチャスゲー事をやってた。
若さはまだ否めないけど令和の時代にスコン!ってハマってる感じが超良かった。こういう新しいカテゴリの出会があるのもツアーの醍醐味。
2番手のCAN’T A MAN ATTACK!はGELUGUGUのゲンさんのレーベルからリリースしているバンドっていう予備情報と数年前にRadiotsに連れて行ってもらって初めていわきに行った時に音源をもらってた地元バンド。
その時に「次は対バンできたら良いね!」って言ってたのにその次はG4Nのツアーで実現せず三度目の正直の対バン。こうやって何年か越しの繋がりが実るのはお互いがバンドを続けてるからこそだね。ウレシイわ。
そしてトリ前で自分らの出番。
前日の低音が回った感じも全然無く、むしろメチャスッキリして気持ちよい音の中でプレイできた。SONICは日本でも10本の指に入るくらい相性が良い音の箱だと思う。
最近セトリに混ぜさせてもらってるLITTLE JUSTICEは自分的なメッセージ。文章でズラズラ書くより歌のほうが俺には向いてると思う。
何よりいわきはもっと通って仲間を増やさなきゃだめだなと実感。
ラストはGoofy’s Holiday。普段があれだけふざけてる様に見える遠藤さんもステージに立つと人が変わったかのようにギターを弾きまくるギタリスト。声もいい感じの渋さがあるから弾きたがりでもちゃんと演れば良いのにって思うけどそれは野暮な話だ。笑
沖縄も名古屋もやったし今回の2日で4本ツアーサポートをさせてもらった。プレイしてる曲も曲名までは覚えてないけど大体身体に染み付いた。4本カップリングするだけでだいぶバンド同士の距離感は近くなるんだなって思えた。昔はそんな事たくさんやってたのにね。
そういえば昨日はまさかのJUNIORのゴウさんがフラッとライブハウスに遊びに来てくれてた。笑
出身は茨城なのは知ってたけど、10年ぶりくらい?に合っても全然変わらないファニーな感じがホント大好き。SHACHIが上京してまだ3回目くらいの下北沢屋根裏で対バンしたのが27年くらい前の話なのでそれ以来。あんまり先輩になつかないSHACHIだったけど、数少ない俺がなついた先輩。
そんなゴウさんに曲を褒められたのが昨日イチ嬉しい出来事だったな。
気づけば最終ゴウさんととんでもない時間まで呑んでたしw
打ち上げで喋ったいわきのバンドマン達もスゲー志高くて良かった。また必ず一緒にやりたいな。
意味のある濃い2日間を与えてくれたグーフィーに感謝。
そして15年前のバンドマンみたいな生活ができてる自分を褒めたいw
(累積生涯走行距離: 55,930.2 + 331 = 56,261.2km)