朝5時起きで東京駅に向かった。

このところの俊夫さんのツイートを見てて復活しようとしている富山ソウルパワーと、人手が足りてなさそうな感じが気になっていたので、行けるタイミングを探したらここしか無く、年末ギリギリの弾丸旅を急遽計画した。

急な移動だったので年末の帰省ラッシュとドンかぶりで新幹線のかがやきはもちろん無く、指定席も取れず自由席での移動となってしまった。そのため少しでも空いている時間をとピーク時間を外して早朝になってしまったわけだ。

案の定混んでいた東京駅だったけど、諦めていた自由席は20分前から並んだだけで運良く座ることができた。

約3時間弱で富山に到着した。心配していた雪は長野県くらいだけで、日本海側はほぼ雪も積もっていなかった。寒さも東京と変わらないくらいで大した防寒は持って行ってなかったけど十分だった。

そもそもアポは相手も含め予定を縛るので好きじゃなく、今回の富山行きは特に誰にも連絡をしていなかった。とりあえず開店祝いの酒を持ってソウルパワーへ向かった。


入口が開いていたのですでに作業が始まっていることは分かった。とりあえず3Fまで上がり作業音のするステージの方へ向かって突然の挨拶。笑

突然過ぎてすぐに作業が止まってしまったのが申し訳無かったけど、色々近況報告とかを生で聞けて良かった。

作業再開してからはガラ運びの手伝い。昔働いていた現場派遣の仕事スキルが結構役立った。

しばらくしてホームセンターへ資材を購入しに行くついでに昼飯を3人で食べに行った。こういう肉体労働をしてる時って何喰っても旨いよね。

そして箱に戻ったら更に3人増えて6人体制での作業となった。

そんな作業をしてるみんなの目がキラキラしてたのがホント印象的だった。

そりゃまだ見ぬ自分たちの居場所作ってるんだし楽しみしかないわけし、そんな気持ちがみんな「男の子」なんだろうな。

暗くなったくらいで作業は終了。ビル自体に電気が限られたところにしか流れていないので、外が暗くなったらビルの中は真っ暗だ。2月末には諸々の作業が終わってる予定とのことだったけど、まだバラしをやってる状況なのでちょっと心配もある。ただ今回自分が行った一日だけでも少しは作業が進んだっぽいし行けて良かったと思う。

 

作業終了後一旦宿にチェックインしてから俊夫さん夫妻とでご飯に行ってきた。

タージマハールって有名?なお店だったみたいだけど、ここの激辛カシミールカレーがメチャ美味かった。いつも鮮魚に行きがちな富山だけど、こういうご当地じゃない美味しい店ってのも逆に新鮮だった。

年末の大忙しな時に押しかけた形になっちゃってホント申し訳なかったけど、今後の富山の事とかライブハウスやレコ屋事情とか色々情報交換もできたし、2023年のワクワクの話ばかりであっという間に時間が過ぎた。

まだSHACHIの富山でのライブが決まってないけど、その事についてもガッツリ言われたので早めにスケジュールして次はバンドで足を運びたい。

とりあえず誰よりも先だと思う開店祝いの酒を届けることもできたし、現時点でどんな感じの箱を作ろうとしてるかも聞けた。全然ノンアルコールだったけどなかなか熱い話ができた。

2022年最後の最後にまさか富山にいると自分でも思ってなかったけど、俺のツアーバンドマンとしての原点でもある富山はやっぱアナザースカイ。

俺の力が誰かの力になるならどこでも行くよって気持ちがツアーバンドだと思う。

そんな自分の気持のままに動いた一日だった。