レコーディング6日目 ミックスダウン
2016年7月13日
昨日はレコーディングの最終段階の「ミックスダウン」という作業日。
アンドリューが集中する作業日ってことで昨日は立ち合いは最後だけで後はいったんアンドリューにお任せって感じで進めた日だったので仕事終わりからのバイクで登戸に向かった。
このルートも慣れたもんだ。そもそも環八~世田谷通り~登戸なんて20年くらい前のまだ大学行ってた頃にバイクでよく走ってたルートなので毎回走るたびに懐かしい気持ちになる。SHACHI組んで間もない頃だったし。
そう言えばレコーディングスタジオの近くにはスベちゃんもまだ住んでるっぽかったし声かければよかったなw
色々残業もあって自分の到着は20時半過ぎくらい。あと残り一曲ってところだったのでミックスルームの外でヒデタとアルバムのタイトルの最終案出し。曲順とかも決めなきゃだし。こういった最後の最後にまとめる作業ってのをやってるとホント1つの作品を作ってるっていう感じが増してくる。
いやしかし曲作りからでも色んなことを考えてしまう。昔のままがいいのか、全然新しいものが良いのか、期待通りがいいのか、期待を裏切ったらいいのかとか。一度足を止めたから見える自分たちの客観的な視点とか。
そんなこと考えて煮詰まって最終的に行き着いた自分の答えは「自分のままでいいじゃん。」だった。
そうだよな。誰かに寄せる必要もないし、そんなことたぶん誰も期待してないし。それよりウケるとかウケないとか関係なしに自分のやりたいようにやるのが一番だなと。それを好いてもらえるなら一番うれしいかなと。
まだまだ軌道に乗れてるとは思ってないし、そんなこと思う日が来るのかどうかもわからんけど、とりあえずこうやって今の三人で試行錯誤しながら「今のこれがベストじゃん?」ってものをちゃんと今回は作れたと思う。
それをアンドリューという第四のメンバーが形にしてくれる。これがうちらのずーっと変わらないスタイル。昔のアルバムとかと聞き比べると明らかに音は進化してるけど、その時々にミックスダウンしたときは「これ今までで一番最高でしょ?」って思いながら作ってたわけだし。
そう、そんな「今までで一番これ良いんじゃん?」ってのができた。
やっと新しい音源を持ってツアーを回る準備が整ったってわけだ。
ここからまたやらなきゃならんことは山積みだけど、とりあえず1歩目は踏み出せた感じで満足している。
おつかれアンドリュー!そしておつかれ俺!