ケミカル⇄リアクションの9周年イベントで5年ぶりの新潟LOTSのステージへ
朝5時起きでチヨンを新宿駅に拾いに行って東京を出発。
新潟までの移動時間は全然余裕だったんだけど、一応雪の心配も含めて多めに見積もっておいた。
やっぱり車は多いなと感じた日曜の朝方。大きな事故もなく前橋を抜けたあたりから雪がちらつき始め、関越トンネルの手前でガッツリ雪道に変わったので一旦谷川岳のSAでもつ煮休憩。
関越トンネルを抜けたところでいよいよ冬タイヤ規制がかかり一旦PAに通される。
そこから長岡の手前あたりまでは50キロ規制で真っ白になった高速道路を行列になって進む流れ。ある程度想定はしてたけど1月末の松山行きを少し思い出しちゃってトラウマ。笑
長岡を抜けたあたりで今度は横風の吹雪。これが一番怖かったな・・。
そのまま三条くらいまでそんな感じだったけど、三条を抜けたらいきなり雪もなくなってびっくりした。新潟市の方が北にあるはずなのにやっぱり山間部の方が雪が厳しいのを目の当たりにした。
何やかんやで12時くらいには新潟入りでヒデタも合流してスタジオへ。今回は島村楽器のスタジオを借りた。楽器屋の中を抜けてスタジオに入るのとか久しぶりでテンションあがるね。無駄に買い物しちゃいそうで自制心必要だけどw
スタジオでは今回のセトリの曲を中心にチェック。今回はリクエストも多めに組み込んだので面白い感じだった。
スタジオはLOTSの近くだったので、車で数分で到着。裏の駐車場への入口がマジで狭すぎて、STUNNER号のサイズだと1回の切り返しじゃ入ることができないのが難関。
前回はまだ俺が免許が無い頃だったなーなんて5年前が懐かしく思えた。
ケミカリの現場は昼の部と夜の部の2部制になっている事が多い。昨日もそんな感じで着いたタイミングで丁度昼の部が終わったところでステージ裏もバタバタっとしていた。
サッと搬入を済ませたところでリハの順番入れ替えがあったのですぐにセッティング開始。久しぶりに立ったLOTSは広さの感じとかが今まで思ってた感じと違って俺的にはやりやすかった。
前回は確かオバリミやISAACも居てワチャワチャしてたバックヤードだったけど、LOTSの周辺には何も店が無いし、今回はバンドはFUNKISTとうちらだけだったので楽屋ではお互い様子見なのかスンとした大人しい感じ。笑
そんなこんなであっという間に開演。トップは笑流(えみる)。5年前は白夜ってユニットで歌ってた女子高生が今じゃ21歳という時の流れを目の当たりにして5年の重さを感じた。
FUNKISTもまた5年ぶりの同じLOTSでの対バンだったけど、メンバーがガラッと変わってて驚いた。ただヴォーカルの歌力は相変わらず説得力抜群で一気に空気を掴む感じが凄いなーって観てた。SHACHIには持っていないものを沢山持ってるバンドなのでまた一緒にやれる機会があれば良いなって思う。
こういう接点を作ってくれたケミカリにホント感謝。
そして自分らの出番。昨日はリクエスト多めなセトリで珍しい曲も多かったし、ケミカリがカバーしてくれてる曲は2曲しか入っていなかったので、初見だらけだったにも関わらず温かく迎え入れてくれるケミカリストのみんなは最高。
終わってからヒデタもローの感じがだいぶ膨らんでたって言ってたけど、恐らく外音的にはそれくらいの迫力が丁度いいんだろうなって思いながらライブしてた。
ステージは照明がバッキバキでメチャ暑かった。もらってた40分びっちり曲を詰め込んで全力投球で汗だく。もっと体力つけんきゃなと反省。
でもこうやって新潟でライブすることが増えて、SHACHIの事を知ってくれた人もだんだん増えてきてる感じがホント嬉しい。こういう積み重ねがバンドを強く太くしていくんだよね。
そしてラストのケミカリ。
何か意味深な新曲だったけどすごくいい歌だったし、何よりどんな新曲でもしっかり歌い上げてくる舞香ちゃんのスキルが毎度ながら半端じゃない。最近は3人のダンスのキレも全員良くなってる気がするしアスリート感出てきてると思う。
9周年ということで今回のイベントだったけど、俺らが初めて対バンした時がまだ4年目だったわけだし、こんだけライブの数をぶっ通してやってたらそりゃ力着くわなって納得。
FUNKISTの西郷も言ってたけどケミカリはもうただのアイドルじゃないんだよな俺らバンドマンからしても。同じベクトルで同じように競争して切磋琢磨するライバルなんよね。楽器持ってるとか持ってないとかじゃなくて、ステージの上で歌の力を勝負してるんよ。
あんなでかいステージ貸し切って、昼夜2ステージやる侠気とかすごいっしょ。
終わってから特に打ち上げも無かったのと、個人的に1週間後にまた新潟に行くしって事で俺は1人車で東京までそのまま戻る事にした。
夕方少しちらついていた雪もやんで月も見えてた新潟市内。とりあえず腹ごしらえで深夜までやっててくれる山岡家に寄ったけど、トラックの運ちゃんみたいな生活してるよな俺。笑
23時ごろには出発して湯沢辺りで少し雪道規制はあったけど、思ったほどの足止めも無くスムーズに4時間ほどで東京まで帰ってくることができた。
朝から考えてみれば24時間で一睡もせず、10時間以上運転+2時間のスタジオとライブ1本というなかなかハードな一日だったけど、こんなふうに命をすり減らしていくのはバンドマンの本望だと思うので良き達成感。
今回はホントSTUNNER号にだいぶ助けられたので今度なんかお礼しなきゃな。
長い一日お疲れさんでした!
(累積生涯走行距離: 85,153.7 + 590 = 85,743.7km)