プピリットパロの超舞踏伝ツアーで一年ぶりの広島ALMIGHTY

福山SAでラーメンを食べたら元気になったので、そこから出口一つ前のPAまで1時間ほど走って時間調整をしてから広島入り。

10時すぎに広島駅で待ち合わせしていたヒデタをピックアップしてスタジオへ向かった。

去年の広島の時に利用したスタジオも良かったんだけど、如何せん繁華街は駐車場代が高すぎるので、少し離れたところにあったスタジオ5150というところを利用した。

5150という数字はギタリストならわかると思うけどアンプの種類。なかなかクセの有る名前で少しピンと来てたけど、なんとちょっと前に観てた相席食堂の奥田民生回で登場したスタジオだったｗ

ゆえにユニコーンが上京前に使っていたスタジオらしく、かなり昭和な雰囲気たっぷりでテンションが上った。物は古いけどメンテナンスはしっかりされているので、いろんなところに愛を感じる良い雰囲気のスタジオだった。

磐田のFMみたいな空気かも。

そこからライブハウスまでは10分ほどの距離感で移動。

ALMIGHTYは搬入時に車を停めて良い場所とダメな場所があるので注意が必要。サクッと荷物を降ろして車は駐車場へ持っていく。

出番はトリ前の逆リハだったのですぐに音出し。

前回やった時もそうだけど、音環境は結構良い箱なのでサクッと音は決まった。楽器を溜めるスペースや導線なんかも計算されてるライブハウスなので転換も楽ちん。

リハ後は胡町（えびすちょう）の街を歩いて宿まで。

コロナが明けて外国人観光客が増えてからホテルの価格が倍くらいに高騰しているので、貧乏バンドマンにはかなり厳しい。

ただ最近はそれを逆手に取って独房みたいな激安宿を探すのを楽しんでいる。笑

ぶっちゃけ打ち上げ出て夜中に帰ってきて風呂入ってちょっと寝るだけのスペースだから言うほどの快適さは不要なんよね。

今回もなかなかのパンチで浴槽無しのシャワールームとか平成初期の学生アパート感ｗ

そんなこんなしてるうちにすぐ開演だったのでライブハウスへ戻る。

一番手は広島の高校生のSON OF THE COCOというバンド。MCでチバさんが好きだったっぽい話をしてたけど、パッションたっぷりで弦切りまくってるライブとか最高にロックだった。これが高校生とか先が怖いわｗ

そしてHEP BURN。キーボードとDJまで入っているメチャおしゃれな雰囲気で、パンク界隈に居たらあまり出会うことが無いようなジャンルだったけど、こういうバンドと一緒にやれるのも地方の醍醐味。ツアーバンド同士のツーマンライブとかも良いけど、こういう地方でのブッキングってその土地の最前線が見れて刺激が多い。

三番目はケミカル⇄リアクション。最後に対バンしたのは7月末なので海太体制になってからは初だった。相変わらず過酷なスケジュールで日本中を飛び回ってるみたいだけど、あの元気の源は何なんだろう？って思うほどにエネルギッシュ。もうアイドルというよりアスリートに近い域に達している気もする。

自分らの前に出てた地元の南風とクジラというバンドをプピがオススメしてくれた。グレッチが似合う良質なロックだけど泥臭い感じ。終わってから色々喋ったけどメチャ人懐っこいバンドでイイ奴らだった。

そして自分らの出番。

今回はAdaboのMIttが撮影で入ってくれた。広島でのライブは前回が去年プピに誘ってもらったのが久しぶりだったわけで、今年もプピが呼んでくれて実現した。本当にこうやってきっかけを作ってくれるプピとその稀な機会に遊びに来てくれるみんなにも感謝。

去年よりアップデート出来ているSHACHIをしっかり置いてこれたと思う。

そして大トリのプピが始まった。

福岡からの三連チャン目と言ってたけど福の声も全然枯れることなくすごく脂の乗ったライブをしていた。曲名までは把握してないけど、知らない曲ないなってくらい全曲を覚えてる自分に驚いたｗ