ネットを徘徊してた時に偶然見つけたMötley Crüeの「THE DIRT」という自伝映画をNETFLIXで観た。

ちょっと前に観たQUEENのボヘミアンラプソディーみたいな感じかな?なんても思って観てたけど、一応18禁って事もあって中々ハードな描写だった。映画館じゃなくてネット限定で公開されてる理由が何となくわかったw

しかしこの手のリアルなバンド自伝シリーズは結構好きかも。

 

モトリーとの出会いは俺の人生的には結構早く中学生~高校くらいのタイミングだった。

当時は「ハードロック」というくくりでBON JOVIとかSKID ROW、GUN’S&ROSESの類として一気に聴き漁ってたバンド。ネットが有る時代では無かったので、基本バンドの情報収集なんかはBURRN!とかのメタル雑誌の記事を目にするくらいしかできなかった。

超有名なアーティストの東京ドーム公演や、世界的なニュースになったカート・コバーンの死みたいな情報にならないと一般の記事にはならない。

だからメンバーの脱退とかの話は大体事後報告で耳にすることが当たり前だった。もちろんその内容すら詳しくわかっていないまま。

そんな何となくざっくりしかわかっていなかったモトリーの事がwikiを読んでるくらい生々しく知ることができた。

 

個人的にはギタリストのミック・マーズよりドラマーのトミー・リーって人がビデオでを観てた頃から好き。

この人の叩き方もカッコいいけどリズムの感覚がめちゃめちゃツボ。そして生き方も。

映画ではメンバーたちの雰囲気がそのまんまな俳優陣で素晴らしい描写だったと思う。

 

そしてそんなモトリーが最盛期のメンバーに戻って、最後のツアーと言われている2015年のさいたまスーパーアリーナで行われた日本公演を生で観れたのは本当に嬉しかった。

映画を観て思ったけど、まさに最後のゴール地点のライブを観れたんだなと思うと感慨深かった。

 

いわゆるセックス&ドラッグと言われてるのはまさにこういう事ねっていう内容だったけど、アーティストの成功・破滅・更生・功績なんかを生々しくギュッとまとめ上げてる俺的には星5の映画だった。QUEENよりも音的に好みのバンドだったから尚更かもな。

こういう俳優を立てたバンド自伝系の映画ってもっとあるのかな?ちょっと色々探してみたい気持ちになった。

 

しばらくはサブスクでMötley Crüeを掛けて「THE DIRT」の余韻を楽しめそうだ。