朝は6時起き。6時半には家を出て八王子な向かう。今回は結構特殊な合流方法で、東京チームは八王子集合でヒデタと駒ヶ根で合流して車を一台駒ヶ根に置いてからみんなで上越に向かうプラン。

ほぼ予定してた時間通りに合流できて、NIRVASHのまこっちゃんの協力もありで無事車も停めさせてもらって一路上越へ向かう。

上越は約一年ぶり。前回はおい、そこの道あけろが改名するとかしないとかの時期だったけど、そんなSTUNNERがまた今回も一緒なのは何かの縁がはたまた宿命か。

今回のツアーはそもそもONE’S TRUTHのツアーのカップリングで誘われてたんだけど、うちらも年内いっぱいヒマワリのリリースのツアーにしようと思っていたので、その旨を伝えたら上越はトリの出番になった経緯。

入ってすぐにリハ。PAのユウジは、もうかれこれ15年以上の付き合いだし、何ならAOJの北海道も一緒に廻った仲間だから諸々話しは早い。当時はまさかゆうじがPAをやるなんて思ってもいなかったけどw

EARTHは外音の吸音ががっつりの箱なのでステージへのメインスピーカーの返りは弱い。欲しい音はキチンとモニターでもらわないとだいぶさみしい感じに聞こえる。珍しい曲も多かったけど諸々確認していつもより念入りにリハを終える。

その後SHACHI号の足回りの調子が悪かったっぽいのでエイコちゃんと一緒にディーラーまで車を持っていく。どうやらベアリング系の故障で結構な致命傷っぽいから帰ったらすぐ修理な感じかと。マジで車は金食い虫である…TT

そんなこんなしてるうちにあっという間にオープンしてスタート。一発目に出たバンドは地元のバンドなんだけど、そのギターヴォーカルのナオヤは2013年のZOMBIESTARZのツアーで対バンした当時の高校生。それが大学も卒業して普通に社会人になってまたこうやって対バンって不思議な縁だよな。俺からしたら結構あっという間な5年の感じだけど、本人にしたらとてつもなく濃い5年だろうし。でも離れていく人間も多い中こうやってまた対バンできたのはやっぱ嬉しいなー。

2番手は福井から来たバンドだと海太に紹介された。ちょうど1月にLOOKLIKEのツアーで久しぶりの福井が決まったタイミングだったし、ダニ純もかんでるっぽくて何だかんだの繋がりはある。まぁ何よりもONE’S TRUTHが紹介してくれたバンドだし悪いやつじゃない。

そしてSTUNNER。相変わらず熱量たっぷりのライブをぶっこんでくる。熱すぎて手がつけられない様な瞬間も多いけど、多分それくらい尖ってないとダメなやつなんだなーって最近思う。丸くなった髙木なんて多分誰も望んでないだろうしね。ぶっ壊れる寸前の危なっかしさこそロックだわ。

ONE’S TRUTHは出番前だったので袖から少しだけ見させてもらった。今回のツアーはCATS EYEのリョウが一緒だったんだけど、やはり俺にはリョウはキャッツの印象が強いので歌ってる姿を見るとどうしてもキャッツとの違和感を感じてしまう。まぁ初めて見る人にとってはそれがワンズだから特に問題は無いと思うけど。演奏もしっかりやってたし、コーラスが歌えるのは大きいかと。やっぱ3人の方がパワーが全然違うよな。

そして自分らの出番。ホントはONE’S TRUTHのツアーに誘ってもらってたわけで、うちらがトリをやるとか思ってもなかったんだけど、その出順を聞かされたわけでそのスイッチでライブなわけだ。去年行った時はヒダビシャスやMUSHAxKUSHAが居たりと同期の連中が居てくれたけど、こうやって同期のバンド無しでライブは違った空気になるな。孤独では無いけど自分たちがちゃんと独り立ちしなきゃって言うか。

上越ってホント昔から通ってる町だけに色々想うことが多い。こうやってまたステージに立つことができて、温かく見ててもらえてるのとかホント嬉しい。自分らは自分らのライブをブレずにやり通し、空気を共有してまた新たに自分たちのことを知ってくれる人を増やしていく。ずっとそうやってやってきた気もするし。

本編終わって一番目に出たナオヤのバンドのベースのリョウスケがFIGHTERを丸っと歌ってアンコール呼び出してもらったのはやっぱ嬉しかったわ。俺らにとって上越が初めましてじゃない証拠っていうか。

終わってからもSTUNNERのメンバーや色んなバンドマンとたくさん情報交換できたし、2時くらいで打ち上げが終わったけどもっと呑みたい気分でもあった。宿までは呑んで無かったナオヤが車で送ってくれた。マジ感謝。ただ上越の夜は2時で終了だったみたいで、近くにラーメン屋さんも無ければコンビニも無かったのでおとなしくそのまま宿へ…。

外はみぞれ混じりの雨。昭和な雰囲気の宿はまさかの暖房全開で掛けててくれて天国。このところあんまり寝れてなかった日々だったので心地よく寝れた気がする。

おつかれさんでしたー。