先日下北に行った時にふとろくでもない夜の横に建物が建っているのを発見してビックリした。

下北屋根裏時代にめちゃ通った場所で、当時は井の頭線の土手があったのが平成末期には高架化されて一気に景色が変わった。そして更に建物まで建ってるとか想像もしてなかったわけだ。

下北屋根裏の楽屋の窓から見る井の頭線の線路と土手と、ちょうどライブ前の夕暮れ時の時間帯がめっちゃエモいスポットで思い出いっぱいだから不思議な感覚。

でも令和なキッズたちからすれば今の現状が思い出になるわけなんだよな。

 

気づけば46年も人生を生きて色んな景色の移り変わりを目にしてきた。

特に上京してからはたまに帰る地元の景色の変化によく驚かされた。「高校の時に通った店」や「こんなところに道路が」とか。

ずっと同じ場所でゆっくりな変化は気づかずに自然に受け入れている事も、切り取って見ると大きな変化だったりする事が多い。これって歳をとればとるほど増えていくものなんだなと思う。

俺なんかは運良くというか好きで全国をいまだにぐるぐる廻っているから、その小さな景色のアップデートも楽しんでるけど、バンド辞めちゃって引きこもってる仲間なんかは完全に浦島太郎だよな 笑

 

そんなバンドマンだけじゃなくお客さんにも浦島太郎が多そうなイベントが3月26日に名古屋アポロベース(旧:アポロシアター)で開催される。

20年前にメチャ盛り上がってた「名古屋大合唱」がここへ来て開催。そしてメンツが発表された。凄いのが殆どのバンドが現役だということ。

チケットは全バンド発表したからあっという間になくなっちゃいそうだけど…。

「変わった景色」と「変わらない景色」が織り混ざりながら楽しめる一日なんだろうな。出番とかまだ知らされてないけど、できれば早い時間にやって仲間のバンドのライブをゆっくり楽しみたいな。