ホント久しぶりに食べた。
ってか結構豚丼派だったんだけど、豚丼も好きなんだけど、
やっぱ吉牛の牛丼はヤバイ。
あのオリジナルの匂い、あの歯ざわり。かんだらビヨンって伸びるあの食感。
すべてにおいて、自分の青春時代の思い出なのだ。
考えてみれば「きん肉マン」が吉野家を全国に広め、「華原朋美」が老若男女を虜にした。
今考えればすげー歴史のある食べ物だし、ホント10代後半は助けられました。
一時の価格競争なんかも起こり、どんどん値段は下がっていき、松屋とかすき家とかが出来てきて、高円寺には「牛丼太郎」なんてものもあったりして、とにかくお金がないバンドマンにとっては、かなり助かる食事だった。
それが、アメリカの狂牛病問題で、牛肉の輸入がストップするとバタバタっと豚丼が出始め、吉野家以外のお店は主力商品を牛丼から他のものに移して行った。
もちろんバラエティに富んだメニューのほうが人気があったり、当時は牛丼だけじゃね・・みたいな風潮もあったし、牛丼の在庫が切れた吉野家はどんどん閉店していった。
うちの近所にあった吉野家も今じゃ「池袋ばんからラーメン」になっている。
でもね、やっぱ吉野家の牛丼は格別だよ。
今は昼の11時から15時くらいまでしか食べられないみたいだけど、あの味が完全によみがえるし、このメシは日本の国民食だろ!ってホント思います。
早くいつの時間でも吉野家で牛丼が食べれる日がくることを願ってます。